2024/03/17
お仕事を終えて顔を洗ってると、背後に気配を感じました。
二つ分です。
「どうしました」
「わ、気づかれてる」
ツシマさんとノゾっちさんでした。
「妖夢さんうちらのせいで引っ越しすることになったって」*1
「はい、昨日から準備してます」
「すみませんうちらのせいで」
「いえいえそんな」
「そんでお詫びというかお礼というか。ツシマがお菓子作って」
「ケーキ作りましたので食べてください!」
「私は良い後輩を持ちました」
おだいどこに小走りです。
なにせ後輩が私のためにケーキを作ってくれたんですもん!
本日のおやつ
・バナナケーキ
「妖夢さんバナナ好きって聞いたんで」
「……フミタさんですか」
「あとカセさんもっす」
「……まあ嫌いじゃないですが」
特別好きでもないです。
まあ、あったら食べます。
笑われますけど。*2*3*4
というか笑った二人がそう言ったって絶対にからかってます。
「味どうです?」
「めちゃんこ美味しいです」
「これ全部妖夢さんのですんで」
「え、頂いて良いんですか?」
「うちらのわがまま聞いてくれたんすから」
「それは全然ですよ。お二人の仲を割きたくなく」
「あはは、助かります」
「うちらマブなんで」
「ノゾっちさんそれ前も言ってたけどどういう意味なんです?」*5
「マブ……なんか勢いで使ってるんで正確な意味とかは」
「あはい」
少し言動がフミタさんに近づいてる気がします。
言いませんが。
嫌な気分にさせそうなので。
私は後輩をしっかり気づかえる立派な先輩です。
あとケーキは半分とってあります。
この後、ゆっくり頂きます。
私のためのケーキ、しっかり食べないと。
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