2026/09/19
里から帰る時になんか黒いのを見かけました。
黒いなーと思っているとあちらから寄ってきました。
「おーう」
「あ、魔理沙だ。どうも」
「これ先に渡しておくぜ」
「そ、それは……!」
秋訪祭の招待券でした。
今年もやってきたのです。※1
「なんか早くないですか」
「あーもらいたてほやほやだぜ。ほらまだ結構ある」
「あ、本当だまだ結構ある」
「まあ行くの面倒だから助かった」
「ふむ。おもてなししたい気持ちはあるんですが……あ、これどうぞ」
「お、なんだ」
「あそこのキャロットケーキです。どうぞ」
「ほーん、サンキュー」
いっぱい持ってたので助かりました。
コレにはわけがあるのです。
少し前のことです。
「あはは影狼冗談でしょ。私が何年これを食べていると思ってるのよ」
「冗談だなんて言わないわー。それはそれこれはこれよ。鈴仙ちゃんより私のほうが食べられるもん」
「なんですかふたりとも笑っているのに雰囲気がピリピリですよどうしたんですか」
「おっすおっす。あのね、影狼が面白いことを言うのよ」
「私、鈴仙ちゃんよりこのキャロットケーキいっぱい食べられるわ」
「そんなわけないのにねー。私の好き度を舐めてもらっちゃ困るわ」
「なるほど、そういう争いですか」
「あんたはどう思うのよ」
「私のほうがいっぱい食べられるわよね? 鈴仙ちゃんよりもね?」
「あのですね二人共。……私を差し置いて何甘いこといってるんです? 私に決まってます」
「あ?」
「おん?」
「やりましょうか?」
ということでキャロットケーキ大食い対決をしていました。
その余りを魔理沙にあげた、ということです。
ちなみに勝ったのは今泉さんでした。
粘りが、粘りがすごかったです。
あと鈴仙が見たこと無いくらい悔しがっていました。
なんなんでしょう、あのうさぎ。
まあそっちのが面白いからいいですけど。
ともかくお腹ぽんぽんです。
ちょっと休んだら腹ごなししてきます。
夕飯が入りません。
※1 2025/10/10

