2022/02/21
「どきどきわくわくしてきました」
「言い方なんか古臭いな」
「二人共静かに」
カセさんに制されました。
今日ばかりはフミタさんもきちんと口をつぐみます。
「じゃん」
「やったあああああ!!!! っしゃあおらああ酒もってこい酒!!!!」
「わあこんなに、こんなにいいんですか?! ええ?!!!」
「なんか怖いな」
すじこです。
すじこが来たんです。
本日の秘密のお酒
・すじこ様
・芋焼酎
・なんかの大吟醸
「芋ロックでもええな。ポン酒でもええな」
「私は日本酒下さい!」
「まあまて妖夢ちゃん。ここはカセさんが一番だろ」
「それもそうでした私としたら。カセさん、早く命じて下さい」
「何なりと」
「何なりと」
「怖いんだって二人共」
あの時から私達はすじこの虜なんです。*1
「去年はだめだったけど今年は頑張った」*2
「ナイス頑張りカセさん最高胴上げしようぜ?」
「フミタさん、あんまり騒ぐとみなが寄ってきて取り分が減ります」
「おおうここまでガチだとなんか引くな……」
「ね」
それは無いです。
フミタさんの裏切り早いです。
さっきまで二人で騒いでたのに。
「っくあ、これが、これ酒だなこれもう」
「白いごはんもばくばくしたいです。夕飯の後じゃなきゃ」
「それなー」
ごはんでもお酒でも泥棒もんですこんなの。
すじこは美味しいので毎日食べたいです。
カセさんは毎日お仕事で外に行って下さい。
そんなことを言うと怒られますが、そう言いたいほど美味しいんです。
次は……また来年でしょうか……すじこ様……
*1 2020/08/19
*2 2021/01/14