2022/07/24
「さて、修行場に来ました。あの阿呆兎はいますかね」
居ませんでした。
必要な時に居ない、面倒くさいやつです。
「しかたないですね」
お弁当を食べたらお散歩がてら永遠亭に向かうことにしました。
本日のメニュー
・たまごチキンサンドウィッチ
・ハムレタストマトサンドウィッチ
「今日はサンドウィッチだけですがとんでもない量入ってますね」
今日のお弁当はお昼ごパンでした。
サンドウィッチは喉が乾きますがもりもり食べられるので好きです。
「もりもり食べられないものはなかなかありませんが」
「ねえ独り言多くない?」
「やっぱり居ましたか。わざとですよ」
居るとは思わなかったので少しサンドウィッチを落としそうになりました。
水筒のお茶はこぼしました。
「え、なんか用なの?」
「いえ。ちょっとこっち来てください」
隣に鈴仙を置きました。
「なになに」
「なにか感じません?」
「……スピリチュアル的な?」
「カタカナはやめて下さい。わからないなら良いです」
「あ、ちょっと臭い」
「え?! まだ残ってます?」*1*2
「あんた汗臭いわよ。水浴びすれば?」
普通にむかついたので剣を抜きました。
髪の毛しか斬れませんでしたが、まあいいでしょう。
女の子に向かって臭いなんて最悪なやつです。
ともかくにんにく臭くなくて良かったです。
もう消えました。昨日カセさんと私で消したんです。良かったです。
汗なんて水浴びで消えますが、にんにくはなかなか消えません。
消えて良かったです。
*1 2022/07/22
*2 2022/07/23